R4Dとは、発信に関わるすべての人(メディア関係者や組織の広報担当、
アスリートや一般個人の取材対象者、大学·研究機関に所属する研究者、教育関係者など)が、
“個人の尊厳を守る” 表現を探し、学び対話するプラットフォームです。
わたしたち一人ひとりの存在は、言葉では尽くせないほど多様です。
その多様さを受け止めるための言葉が未完成だったり、知識が追いつかないために
「表現されたもの」が思いに反して
他者や自分の尊厳を傷つけてしまう可能性を、わたしたちは常に抱えています。
R4Dは “個人の尊厳を守る表現”というゴールをめざして、
地図のない道を歩くために、今、自分がどこにいるのかを
互いに確かめながら前に進みたいと考えています。
表現されたものが生まれたプロセスを見返したとき、
そこに深く悩んだ背景があるのなら、理解しあいながら進んでいきたい。
「正解」を決めつけたり押しつけたり、誰かの言葉の粗探しに終始するのではなく
ある表現がなぜ誰かの尊厳を傷つけるのか、
どんな表現であれば個人の尊厳は守られるのかを、一緒に対話したい。
R4Dでは、“個人の尊厳を守る表現”を探し、
同じ目線で、学び対話するワークショップを開催しています。
また、ワークショップだけではなく、コミュニティ運営、記事発信を通じて、
人権や性のあり方(ジェンダー・セクシュアリティ)に関して
知識を得るだけではなく、近年議論されているトピックに関する社会的背景や
アカデミックな視点を踏まえたディスカッションの機会を創出していきます。