性別にもとづく役割やイメージを決めつける固定観念や偏見のこと。「男性だからいい企業に勤めて出世すべき」「女性だから家事や育児をするべき」「男性が弱音を吐くなんて女々しい」「男らしく/女らしくふるまうべき」など、ジェンダーバイアスは社会のあらゆる場面に根付いており、時に使う側が褒め言葉として発言したり、無意識だったりすることも多く事例として挙げられる。例えば、男性が身だしなみを整えていると「女子力が高い」としたり、女性がビジネスにおいて成果をあげると「女性だけどすごい」と一見褒めているような言葉も、「男性 / 女性はこういうものだ」という固定観念が前提になっている。これらの偏見や固定観念は自分自身や他者に対して「こうあるべき」の概念を課してしまう可能性がある。
ジェンダーバイアス
他のキーワードも見てみる
-
トランスジェンダー
出生時に割り当てられた性別と性自認が異なる人のこと。性別二元論に当てはまらない性自認の人も含まれる。医療用語の「性別不合(旧:性同一性障害)」とは異なる。性別適合手術やホルモン治療を受けるかどうかは本人の意志で決めることであり、「トランスジェンダー」を見分けるための基準ではない。
出生時に割り当てられた性別と性自認が異なる人のこと。性別二元論に当てはまらない性自認の人も含まれる。医療用語の「性別不合(旧:性同一性障害)」とは異なる。性別適合手術やホルモン治療を受けるかどうかは本人の意志で決めることであり、「トランスジェンダー」を見分けるための基準ではない。
-
性同一性
ある時点での性に関する自分自身の認識は、本人の変化(成長)、置かれた状況、他者との関係の中で持続したり変化する。このような性自認の連続体を「性同一性」という。割り当てられた性別と自認する性別が同じであるという意味ではない。
ある時点での性に関する自分自身の認識は、本人の変化(成長)、置かれた状況、他者との関係の中で持続したり変化する。このような性自認の連続体を「性同一性」という。割り当てられた性別と自認する性別が同じであるという意味ではない。
-
デッドネーミング
本人が使用しなくなった名前(戸籍上の名前等)を本人の合意なく使うこと。トランスジェンダーやノンバイナリーの人の中には、出生時につけられた性別を示唆するような名前を伏せ、通称名を使用、あるいは戸籍上の名前を改名するケースも少なくない。
本人が使用しなくなった名前(戸籍上の名前等)を本人の合意なく使うこと。トランスジェンダーやノンバイナリーの人の中には、出生時につけられた性別を示唆するような名前を伏せ、通称名を使用、あるいは戸籍上の名前を改名するケースも少なくない。
お問い合わせ
取材時の対応に関して困った時、悩んだ時、
相談する先がわからない時。
R4Dでは、個人の相談や企業、
メディアの監修等も受け付けています。
取り組みに関する取材やお問い合わせも
お気軽にご連絡ください。